嫉妬も悪くない!自分を前向きに変える嫉妬との向き合い方

嫉妬も悪くない!自分を前向きに変える嫉妬との向き合い方

「友人が結婚した」「同僚が出世した」「同い年で自分よりもお金を稼いでいる」。そんなときに嫉妬してしまうことはないですか? 嫉妬は良くないとわかっていても、「いいな」と思ってしまうことはあるものです。悔しさやいら立ちがメラメラと押し寄せてくる中、同時に「なんで自分は出来ないんだろう…」と情けない気持ちも生まれます。

ですが、他人をうらやましく感じる嫉妬も、そんなに悪いものではありません。

嫉妬との向き合い方次第では、マイナスのパワーを前向きに使うこともできます。今の私はそんな感じです。そこで今回は、自分を前向きに変える嫉妬との向き合い方についてご紹介していきます。

 

嫉妬する自分が嫌い

他人をねたんだり、うらやんだりして嫉妬する自分が嫌だという方も多いでしょう。自分よりはるかに上手にコミュニケーションをとったり、会話したりする同僚や友人を見ると、自分が情けなくなることもあります。

「なんであの人はあんなにうまくできるのに、自分はダメなんだ……」。そう思って何もできない自分が嫌になり、人より劣っていると感じてだんだん腹が立ってくる。そんなダメダメな自分を感じて、もっと嫌いになる。そんな悪循環に突入することもあります。

心では「嫉妬する自分が嫌い」と思っていても、「いいな…」「うらやましい」といった嫉妬の気持ちがことあるごとにむくむくと湧いて出てくるわけです。

嫉妬は悪くない!

他人の成功をうらやむ、嫉妬の感情は良くないものといわれますが、本当にそうでしょうか? たしかにただ相手のことを「いいなぁ……」と言って、自分を卑下しているのであれば、嫉妬は良くないものです。でも、その嫉妬の感情をポジティブに使うことができたらどうでしょうか。 何か良さそうな気がしてきます。 

友人や同僚に嫉妬すると、苦しくなって、自分がみじめに思えてくるものです。ですが、その情けなさや悔しい気持ちを一歩前に踏み出す勇気に変えられたら、嫉妬も悪いものではありません。

嫉妬との向き合い方は2択

結局、嫉妬とどう向き合うかで、その後の人生は変わっていくのではないでしょうか。嫉妬の向き合い方は、大きく2つあります。一つは、他人の成功をねたんで、自分の殻に閉じこもること。もう一つは、その悔しさやいら立ちをバネに、前向きな行動を起こすことです。

どちらを選ぶのも自由ですし、他人さえ傷つけなければ、とやかく言われる筋合いもありません。

私はある時期からこの悔しさや嫉妬心を利用できるようになりました。「嫉妬」というネガティブパワーを前向きに使えるようになったんですね。「むかつく」「悔しい」といった気持ちだけでなく、「好き」や「嫌い」といった感情のパワーは、とても大きいものです。心の中に閉じ込めて終わりではもったいないと思います。「どうせなら相手を見返すくらいやってやろう」、そう考えたわけです。

自分がなれると思う相手にしか嫉妬しない

他人をうらやましいと感じる嫉妬は、「自分もなれる」と思った相手にしかしない感情だと思います。人間関係でも仕事でも、「自分も頑張ればなれそう」と感じる、手の届く範囲にしか起こらない気持ちです。

たとえば、メジャーリーガーのイチローやフィギュアスケートの羽生選手に対して、本気で嫉妬するという人は少ないでしょう。「いいな」「すごい」と思うことはあっても、会社の同僚と同じレベルで嫉妬するということは、まずないはずです。

ですが、会社の同僚や友人に対しては、上司にちょっと評価されただけで嫉妬することもあります。自分と同い年であれば、さらにライバル心を燃やすこともめずらしくありません。

頑張れば追いつくこともできるし、追い越すこともできる。そう強く感じる対象に、私たちは嫉妬するようです。意識的であれ無意識であれ、自分がなれそうと感じる相手。勝てるかもしれないと思う相手に、私たちは嫉妬するのでしょうね。

嫉妬する相手は自分の手が届く存在

同じ職業や同い年であっても、あまりにかけ離れた存在(と自分が思っている)であれば、まるで別世界の話に聞こえるので嫉妬する気も起きません。「あの人は特別。住む世界が違う。だからしょうがない」と納得してしまいます。

嫉妬は「自分も頑張ればそこにいける」と思える相手にするものです。マラソンで例えるなら、嫉妬の対象はまだ背中が見えている状態です。頑張って走ればまだ追いつく距離にいます。自分の前をチラチラ走っているから気になるし、追いかけたくなるのです。

一方で、イチローや羽生選手などは、自分とかけ離れた存在だと思っているので、追う気も起きません。先のマラソンでいうなら、姿が見えないどころか、エントリーしている大会も違い、その差は町民マラソンとオリンピックくらい違います。

ですから「あの人は次元が違う」と、嫉妬の対象になりにくいわけです。余程、意識の高い人でなければ食らいつこうと考えないでしょうね。

まとめ

嫉妬の感情は、必ずしも悪いものではありません。大切なのはそこからどんな行動を取るかです。相手をねたみ、劣等感を感じて終わるのか。それとも情けなさや悔しさをバネに、前向きな一歩を踏み出すのか。嫉妬の向き合い方一つで、今後の人生も変わってくるはずです。