NHK「ねほりんぱほりん」で放送された少年院の話が衝撃的だった。

NHK「ねほりんぱほりん」で放送された少年院の話が衝撃的だった。

少年院に入っていた人たちの話

NHKで放送された(されている)「ねほりんぱほりん」を見ていました。

番組は人形劇形式で進められるもので、顔出しNGの訳ありゲストがブタになり、聞き手の山里亮太さんとYOUさんはモグラの人形となってトークしていきます。

NHKとしてはかなり攻めた番組で「こんな話して大丈夫?」と思うような赤裸々トークを展開しています。参考>>> NHK ねほりんぱほりんサイト 

そして、そこで放送されていた「少年院に入っていた人」のトークがちょっと衝撃的でした。

トークは、少年院に入った経験がある男女2人の若者(ブタの人形)が、少年院に入るまでの話と今の暮らしについて語っていたものです。

その話を聞いて私は、「自分は普段、どれだけ恵まれた生活をしているんだろう」と思いました。

恵まれた環境に慣れていると、それが当たり前すぎてなかなか恵まれていることに気づかないわけです。

今の生活を当たり前じゃない

誤解のないように言っておくと、この人たちが不幸だということを言っているのではありません。「自分が当たり前だと思っている生活は、当たり前のものじゃない」ということです。

かつて少年院に入っていた男性(シュウジさん)が不良になるきっかけになったのは中学校1年生の時でした。規則違反をして先生に反抗したことで、それを見ていた友達が「お前すごいじゃん」と褒めてくれた。

そこからタバコを吸い、どんどん悪い方向に流れていきます。

でもこの感情って、誰にでもあるものです。

『自分を認めてもらいたい』

『ほめてもらいたい』

大なり小なり、みんなそういう気持ちを持っています。
それが間違った方向に行ってしまった結果です。

同窓会に呼ばれない

細かい話は省略しますが、シュウジさんは出所後にバイトの面接を受けました。ですが結果は「不採用」。

理由は(当時)車で生活していて住所が無かったこと、少年院に入っていたことで履歴書の空欄が目立つことからでした。

私がこの番組で、最も印象に残ったのは、他の少年院経験者の方のVTRです。

「出所後、辛かったことは何ですか?」という質問を受けて、「同窓会に呼ばれないこと」と答えていました。その方の年齢は40代だったので、少年院に入っていたのは遠い過去のことです。

それでも1度だけ同窓会に呼ばれたことがありました。

「やっと呼ばれた!」と同窓会に行くのを楽しみにしていたのですが、数日前に連絡がきました。

「お前が来ると嫌がる子もいるから、やっぱ来ないでくれ」

そう告げられ、結局、行くことは出来ませんでした。

少年院にいたのは10年も20年も前のことなのにです。

「当たり前」は幸せなこと

  • バイトをすること
  • 同窓会に誘われること
  • 家があること
  • 食べたい物が食べられること
  • 自由に笑えること

私たちが「当たり前」と思っていることが出来なくて、つらい思いをしている人達が世の中にはいます。

今、当然のように生活している毎日にも感謝できる部分はいっぱいあります。

参考>>>【ダイヤモンドオンライン】NHK・Eテレが「攻めてる」と言われるようになった理由