無理にプラス思考になろうとする習慣は、今より自分を不幸にする

無理にプラス思考になろうとする習慣は、今より自分を不幸にする

危険なポジティブ思考

いやなことがあったとき「ポジティブに考えないと!」と思う人が結構います。
周りの友人を見ているとこういう人には、頑張り屋さんが多いです。

私も昔は、仕事でミスしたり、人間関係でイライラしたとき「なんでもかんでもポジティブに考えればいい」と思っていました。

ですが、ナポレオン・ヒル等様々な自己啓発本を読んで分かったのは、無理にポジティブに考える方が危険だということです。

以前、東洋経済オンラインに外国人の「ポジティブ思考」に関する記事が載っていました。

 

 

ドイツにおいてはネガティブなことをいっさい言わず、
ポジティブなことしか言わない人は、「自分の頭で考えることのできない中身のない人」
「知識や教養がないから批判のひとつもできない人」と思われることがしばしばあります。

なお、ポジティブ発言が多く、かつ笑顔を絶やさない人に関しては
「新興宗教の勧誘の人かしら」と周囲の人から警戒されることもあります。
ヨーロッパ人は米国人と比べるとネガティブ思考の人が多く、
あまり「ポジティブ思考」なるものを信用していない人も多い、、、、

 

 

 

ドイツ人に「元気?」と聞けば「ちょっと猫の具合が悪くてね……」
という返事が返ってくることも少なくないのに、
米国人にいたっては「元気?」と聞けば、
必ず「元気!」という答えが返ってきたものです。

 

そして日本人も基本ポジティブ思考です。

 

たしかに米国人よりは愚痴の頻度が多い気がしないでもないですが、そうはいっても日本の社会全体に「ポジティブ思考」が広く浸透している印象を受けます。

 

 

心で抵抗を感じるなら辞める

私がポジティブ思考の罠に陥っていたとき、とても心の抵抗を感じていました。

ショックなことがあって辛いなと思っても「いや、これはきっと良いことに違いない」と、心では思ってもいないことを無理に頭で納得させようとしていました。それがとてもストレスでした

そんな日々を過ごして気づいたのは、『無理にポジティブになる必要はない』ということです。

「ポジティブに考えないといけない」ということでストレスを感じ、ネガティブなことを考えてしまうと「なんで自分はポジティブになれないんだ」と自分を責める。

本来、自分の心を軽くするためのポジティブ思考なのに、それが逆に自分を苦しめていました。

だからネガティブでもいいんです。
辛い時は素直に「辛い」と言えばいいし、泣きたい時は泣けばいいんです。

友人が亡くなって悲しむ感情はネガティブ?

たとえば極端な話、親しい友人が亡くなったとして「これはきっと良いことだ」とは思わないでしょう?

悲しくて辛くて、「なんでこんなことが起こるんだ、、、」という気持ちになるはずです。それが普通。
むしろ人間らしいじゃないですか。

大事なのは、そこからどう立ち上がるかです。

精神的に落ちて、落ちて、ずっと悲しいままでいるのか。一度限界まで落ちこんで、そこからすこしずつまた上がっていくのか。この差は大きいです。

事実を受け止める力

気持ちのコントロールが上手い人は、この(どん底まで)落ちてから再び上がるまでのスピードが速いです。
どちらかというと「落ちる」というよりは「受け止める」感覚です

プラスに考えようと努力するのではなくて、まず事実をしっかり受け止める。
そこから「次にどうするか」をじっくり考えればいいんです。

まとめ

人生は予測不可能なものなので、いくら良い方向に考えていても、嫌だなと思うことは起きます。それは仕方のないことです。

ですから、落ち込んだっていいんです。ときにはネガティブになったっていいんです。

大事なのはそこからどう立ち上がるかです。

むしろずっとポジティブでいなきゃと思う方が、精神的にも苦しくなって、逆にうまく乗り越えられなくなるときもあります。

無理やり前向きになろうとしなくてもいいんです。

落ち込みたいときは、とことん落ち込みましょう。これでもかというくらい、へこんでください。

落ち込みまくって気持ちが底に着いたら、あとは上がればいいだけのことです。