【更新:2020/3/25】
車に詳しくない人やあまり興味ない人だと、「ハードルが高そう…」と感じる車のバッテリー交換。
「自分にもできるの?」と不安に感じる方も多いと思いますが、やってみると意外と簡単です!
私も車にはあまり興味がないので、タイヤ交換やウォッシャー液の補充など必要最低限のこと以外は、車屋さんにお任せしています。
でも、「バッテリー交換は意外と簡単だし、自分でやった方が安いよ」と聞いてからは、ここ数年バッテリー交換も自分でやるようになりました。
そこで今回は、初心者でもできる!車のバッテリー交換のやり方についてご紹介します。
自分でバッテリー交換ができるようになると、車にかかる費用も節約できますよ!
初心者でもできた!意外と簡単な車のバッテリー交換
車のバッテリー交換と聞くと、「なんか難しそう…」というイメージがあるかもしれません
でも、意外とそうでもないんですね。
バッテリー交換の手順をものすごく簡単に説明すると、「マイナスとプラスのケーブルを外して、再びつなぐ」。
これだけです。
バッテリー交換の流れを細かく分けると、以下のようになります。
【車のバッテリー交換の流れ】
① バッテリーを固定している台(ナット)を緩める
② ケーブル端子を外す(マイナス→プラスの順に)
③ バッテリーを取り出す
④ 新しいバッテリーを載せる
⑤ バッテリー台(ナット)を再び固定する
⑥ ケーブル端子を繋ぐ(プラス→マイナスの順に)
交換完了
必要な道具は、以下の3つです。
・軍手
・スパナ
・(不安な方は)保護メガネ
私は保護メガネは使っていないので、必要なものは、軍手とスパナくらいです。
スパナは車種によって合うサイズが違うかもしれないので、自分の車と合うかを事前に確認しておくといいですよ。
車のバッテリー交換のやり方
ここでは上記で示した車のバッテリー交換の手順に沿って、やり方をご説明します。
【車のバッテリー交換の流れ】
① バッテリーを固定している台(ナット)を緩める
② ケーブル端子を外す(マイナス→プラスの順に)
③ バッテリーを取り出す
④ 新しいバッテリーを載せる
⑤ バッテリー台(ナット)を再び固定する
⑥ ケーブル端子を繋ぐ(プラス→マイナスの順に)
交換完了
(1)バッテリーが置いてある取付台のナットを緩める
まず、バッテリーを固定している台のナットを外します。
(2)ケーブル端子を外す(マイナス→プラスの順に)
ケーブル端子を外す順番は、重要なポイントです。
必ず、マイナス (−)→ プラス(+)の手順で外してください。
ここを間違えると、車が故障する原因になることがあります。
1.マイナス端子を外す
スパナで簡単に外せます。
触ってもショートしたり、感電したりしないので大丈夫ですよ。
2.プラス端子を外す
マイナス端子を外したら、同じようにプラス端子も外しましょう。
(3)古いバッテリーを取り出して、新しいバッテリーと交換
プラス端子まで外すと、バッテリーが取り出せるはずです。
バッテリーがないと、ガランとしていて変な感じですね。
(4)新しいバッテリーを載せる
いよいよ、用意した新しいバッテリーを載せていきます。
(5)再び、バッテリー取付台のナットを固定する
新しいバッテリーを取付台に載せたら、再びナットを固定します。
※ 写真ではケーブル端子がつながっていますが、手順としては、取付台のナットが先です。
(6)再び、ケーブル端子をつなぐ(プラス→マイナスの順に)
ここも重要なポイントです。
ケーブル端子は、外した時と逆の順番で取り付けます。
なので、最初は「プラス端子」からつなぎます。
必ず、プラス(+)→ マイナス (−)の順番で取り付けましょう。
プラス端子を取付けたら、同じように「マイナス端子」も取り付けます。
コツは、ケーブルをグッと抑え込むように取り付けること。
端子部分をスパナで少し叩くのもオススメです。
私は以前ケーブル端子のハメ込みが浅くて、エンジンがかからなくなったことがありました…。
ケーブル端子の接続まで終わったら、最後に「バッテリーが確実に固定されているか」と「エンジンがかかるか」を試します。
そこで問題がなければ、交換完了です。
車のバッテリー交換の方法については、Panasonicの公式ページ「自動車用バッテリー交換方法」の記事も参考になるので、ぜひこちらもご覧ください。
車のバッテリー交換にかかる時間は、15分くらい
車のバッテリー交換にかかった時間は、だいたい15分くらいだと思います。
もちろん初めてのバッテリー交換であればもう少し時間はかかりますが、一度やってみると「思ったより簡単にできるなー」と感じるはずです。
バッテリーは自分の車に合ったサイズを選ぶ
初めて自分でバッテリー交換をする方であれば、おそらくバッテリー選びも初めてでしょう。
バッテリーは車種によってサイズが異なるので、自分の車に合ったバッテリーを選ぶことが大切です。
「そんなのわからないよ…」と思うかもしれませんが、バッテリーサイズ(規格)は、車のバッテリーを見れば簡単に確認できます。
バッテリーサイズとは「アルファベット+数字」の組み合わせ部分のこと
たとえば、私の車のバッテリーには「SMF55B24L」と記載されています。
バッテリーサイズとは、後半に記載された「〜B24L」部分のことです。
その前にある「55」という数字は、バッテリーのパワーや性能を意味しています。
数字が「65」「75」と大きくなるほど高性能になっていきますが、そのぶん値段も高くなっていきます。
そうは言っても、初めて車のバッテリー交換は何かと不安なので、個人的には前と同じ性能(数字)のバッテリーを買っておくと安心かなと思います。
一度バッテリー交換をして「慣れたな」と感じたら、次は試しにワンランク上の性能のバッテリーを使ってみるのもいいかもしれませんね。
ちなみに車のバッテリーサイズについては、以下のサイトでも簡単に調べられます↓↓
不要バッテリーは無料で引き取ってくれることもある
不要になったバッテリーは、販売店や整備工場などで無料で引き取ってくれることがあります。
古くなったバッテリーは家にあっても邪魔な上、処分の仕方もよくわからないので、意外と困るものです。
私の場合、車検でお世話になっている地元の整備工場に頼んだら、無料で引き取ってくれました。
もしも近所に顔なじみの販売店や整備工場などがあれば、一度無料で引き取ってもらえないか聞いてみるといいですよ。
まとめ
バッテリーの寿命は、約2〜5年とされています。
「最近エンジンのかかりが悪い」「バッテリー上がりが増えた」と感じたら、そろそろ交換のタイミングかもしれません。
車のバッテリー交換は、初心者からするとハードルが高そうに感じますが、やってみると意外と簡単です。
ポイントは、ケーブル端子を外す(取り付ける)順番なので、そこだけは間違えないようにしましょう。
慣れてくれば、交換作業は10〜15分で完了します。
バッテリーをネットで注文するときは、自分の車に合ったサイズかどうかをよく確認してから購入してくださいね。