あなたの周りにも「この人、結構突っ込んだ質問をしてくるなー」と感じる人はいませんか?
そして、嫌な質問や答えたくない質問がきたとき、あなたはどうしていますか?
正直に答えるべきか、はぐらかすか、悩ましいですよね。
ちなみに私はそういう時、答えないようにしています。
本音を言いたくない相手であれば、しょうがなくウソをつくこともあります。
なぜなら本心では「答えたくない」と思っているわけですから、失礼な相手に対しては誠実に対応するよりも、自分を守るべきと思うこともあるからです。
そこで今回は、「言いたくないことは言わなくていい」というテーマで、答えたくない質問が生まれる理由や対処法について解説しますよ。
言いたくないことは言わなくていい
私は自分が言いたくないことは、無理して言う必要なんてないと思っています。
聞かれたからといって必ず答えないといけない義務などないので、言いたくないんですから、言わなくたっていいんです。
もちろん誠実に答えることは素晴らしいですし、私も目指すところではありますが、出会った人すべてにプライベートな話をする必要はないですよね。
恋人であれ、家族であれ、親友であれ、誰にでも人に言いたくないことの1つや2つはあります。
それなのに、なぜ言いたくないことを、言いたくもない相手に言わなければいけないのでしょうか?
かくいう私も、過去に本心では言いたくないことを、場の空気に合わせて言わざるをえない場面がありました。
深く考えることを放棄して、勢いで言ってしまったため、あとから後悔したこともあります。
だから自分を傷つけてまで、言いたくないことを無理をして言う必要はないんですよ。
答えたくない質問が生まれる理由
おそらく「答えたくない質問」が生まれる理由には、2つあります。
1つは、相手に問題がある場合。
そしてもう1つは、自分に問題がある場合です。
(1) 世の中には、他人の気持ちを考えない人がいる
最初の「相手に問題がある場合」とは、相手がわたしとの距離感をつかめておらず、言いたくない・答えたくない質問をしてくるパターンです。
先にも言いましたが、人によっては、グイグイ突っ込んだ話をして来る人がいます。
中には、好奇心旺盛で「ただ自分が聞きたい」という理由で聞いて来る人もいます(おばちゃんタイプ)。
そういう人は、デリカシーが無いなと感じます。
「自分がただ聞きたいだけ」という理由で、相手の話を、事細かに聞き出そうとします。
そういうタイプは、相手を思いやる気持ちに欠けているので、あなたが心を悩ませていることに気づけないのです。
気づいていたとしても無視しているか、そうでなくても、気遣いのレベルが足りないことが多いです。
こっちが嫌な質問をされて、とても困った顔で「あ、いや、、、うん、、、」と、口ごもっているのに、あなたが答えるまで食い下がる人と一緒にいるのであれば、今すぐにその人とは距離をおくべきです。悪い影響を受けてしまいます。
最悪なのは、相手が困っているあなたを見て、楽しんでいる可能性すらあることです。
そんな人たちとわざわざ仲良くしようと思わなくても、世の中もっと優しくて、思いやりのある人はいっぱいいます。
(2) 「傷つきたくない」という気持ちが強い
そして、もう1つの「答えたくない質問」が生まれる理由は、自分に問題がある場合です。
自分の中に、人には言えないことや秘密にしていることが多すぎて、「答えたくない質問」が生まれているパターンです。つまり、自分の心のガードが固すぎるのが原因ですね。
「傷つたくない」気持ちが強すぎて、質問されることが怖いと感じるので、自分を守る意識が強くなります。
たとえば、プライドが高い人、自分に自信がない人、他の人よりも傷つくことに恐怖を感じる人、自分を見せるのが怖い人、、などは、その傾向が強いように感じます。
攻撃的な人の心理
私も昔は、今よりもプライドが高く、自分が傷つくことはできるだけ避けて通ってきました。
馬鹿にされるのが怖かったからです。
自分と同じようなタイプを見てきて思ったのは、そういう人は、相手にバンバン質問をします。ですが、同じ内容の質問を返されると、急に、自分の殻に閉じこもったりします。
『攻撃は最大の防御』ですからね。
攻撃(質問)しているうちは、相手に攻撃されないから安心なんです。
答えたくない質問への対処法
答えたくない質問への対処法ですが、私は大きく以下の3つかなと思っています。
① 絶対に言わない
相手にどう思われようと何を言われようと、絶対に言わない。その人との関係がどうなろうが知ったことではない。そんな奴らに嫌われたって、世界にはたくさんの人がいるから大丈夫と覚悟を決める。自分を大事にする。
② 全部、正直に言う
人間関係を壊したくないときは、こっちを選んでしまうかもしれません。
本当の大人であれば、相手が嫌がっていることを無理に聞き出そうとはしないものです。
③ 小手先のテクニックで逃げる
(1)すべてを忘れたことにする
忘れたの一点張りで、押しとおしてみます。
(2)すべてを過去のことにしてしまう
「もう結構前のことだからな〜・・・」と、都合の悪い部分だけを忘れたことにしてしまいます。
(3)「それ聞いてどうするの?」と、逆に相手にプレッシャーをかける
「それ言わなくちゃだめ?」と、相手に聞いてしまいます。もはや、逆ギレです。
(4)所々、かいつまんで話す
つじつまが合わなくなってボロが出ることがあります。注意して使ってください。
(5)「まぁまぁ」を連発して乗り切る
とにかく何を聞かれても、「まぁまぁ」と言ってごまかします。
(6)過去にいろいろあった風に話す
嘘をつくわけではないですが、昔いろいろあった風に話してみます。
(7)いっそのこと泣く
女性はもちろん、おっさんが急に泣き出したらかなりビビります。
まとめ
答えたくない質問、聞かれたくない質問を受けることは誰だってあります。
何が嫌な質問なのかは、本人にしかわからないところがあるので、相手が必ずしもこちらを苦しめようとしているわけではありません。
思いやりのある人であれば、あなたが困っているのを察して「無理に答えなくていいよ」と言ってくれたり、話題を変えたりしてくれるはずです。
その場のノリや空気だけでなく、自分を大切にすることも人生では必要です。