教えて!個人事業主の開業届控えは再発行できる? もう一度、控えをもらうためのステップを解説

開業届の控え フリーランス
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先日、個人事業主の開業届(控え)をなくしたことに気づきました。

おそらく引越しで大量に書類を捨てたので、そこに紛れてしまったのだと思います。

重要書類だけにかなり気をつけて仕分けしていたのに、「ない」と気づいたときはショックでした…。

では、個人事業主の開業届(控え)は、再発行できるのでしょうか?

心配な方も多いと思いますが、大丈夫です。安心してください。

そこで今回は、個人事業主の開業届(控え)をもう一度もらうために必要なステップをご紹介します。

個人事業主の開業届(控え)をなくしても大丈夫!税務署へ行こう!!

税務署の外観

万が一、私のように個人事業主の開業届(控え)をなくしてしまっても心配いりません。

実は開業届の控えは、税務署に行けばまた無料で受け取れます。

私は手元の開業届(控え)が見つからないとき「開業届の控えを捨てるなんて、ありえない!」と、家の中をあちこち探しました。

しかし、結局見つからなかったので諦めることに…。

もう一度、控えをもらうことにしました。

一生懸命探すのはもちろんいいのですが、時間の節約なども考えると、開業届(控え)がまったく見つからない場合は、潔く税務署に行った方がいいかもしれませんね。

“控え”をもらう手続きは再発行ではなく、再提出になる

開業届の控えは税務署に行けばまたもらえますが、再発行という手続きはできません。控えをなくしてしまった場合には再発行ではなく、再提出ということになります。

最初に開業届を提出したときと同じ書類に必要事項を記入して、税務署に提出します。一度記入したことがある書類なので、再提出はそれほど難しくありませんでした。

個人事業主開業届(控え)をもらうまでのステップ

もう一度、開業届の控えをもらうためには、『個人事業の開業・廃業等届出書』を再提出する必要があります。持ち物も印鑑とマイナンバーがあればいいので、意外と手続きは簡単です。

ここでは、開業届の控えをもらうためのステップについて解説します。

(1) 「個人事業の開業・廃業等届出書」に記入する

『個人事業の開業・廃業等届出書』は、提出用と控用の2通に記入が必要です。用紙は税務署でもらうこともできますし、事前に国税庁HPでダウンロードすることもできます。

国税庁|個人事業の開業届出・廃業届出書(提出用・控用)

『個人事業の開業・廃業等届出書』には、最初に開業登録をした日にちを記入する「開業・廃業等日」という欄があります。

ですが、私は初めに開業届を出した日付がわからなかったので、税務署の方に調べてもらって教えてもらいました。

また、最初に開業届を提出したときと事業内容が変わっている(増えたなど)場合には、「事業の概要」のところに増えた事業内容を追記しておきましょう。

(2)必要な持ち物

開業届の控えをもらうためには、『個人事業の開業・廃業等届出書』と合わせて、以下の持ち物が必要です。

・ 印鑑
・ 本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証など)

私はマイナンバーカードがあったので運転免許証などの提出は不要でしたが、何があるかわからないので、一応、他の身分証明書も持って行くことをおすすめします。

(3)受領印を確認して、開業届の控えを受け取る

個人事業の開業・廃業等届出書の受領印

『個人事業の開業・廃業等届出書』を提出すれば、開業届の控えは当日中にもらえます。控えを受け取るときは、税務署の受領印が押されているかをしっかり確認しておきましょう。

個人事業主としての各種手続きや証明のため、受領印が押印されているかは大事なポイントです。これだけは外せませんね。

重要書類は保管場所を決めて、大切に持っておこう

書類保管のケース

万が一、個人事業主の開業届(控え)をなくした場合でもあわてなくて大丈夫です。開業届の控えは再発行ではなく再提出になりますが、税務署に行けば問題なく交付してもらえます。

開業届は一度出している書類なので、記入方法もなんとなくイメージがつくのではないかなと思います。

とはいえ、開業届の控えはなくさないのが一番ですので、書類の管理には気をつけないといけませんね。