正しい日本語よりも、伝わる言葉で文章を書きたい

正しい日本語よりも、伝わる言葉で文を書きたい 仕事
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文章を書く際は「書き言葉」で書くのが鉄則です。

ですが、今は書店に並ぶ本を見ても、「話し言葉」で書く本が多くなってきましたよね。

それは、正しい日本語よりも、読者に伝わることを優先させているからではないでしょうか。

本や雑誌、WEBメディアを問わず、文章は読まれないことには意味がありません。

「いかに読者に読んでもらうか」を考えた末、行き着いた先が「書き言葉」と「話し言葉」を交えた文章だったのでしょう。

正しい日本語よりも、伝わる言葉で書きたい

私はライターの仕事を4年間ほどしてきましたが、どこか文章を書くときに窮屈に感じることがありました。

それは、正しい日本語を使わないといけないから。

「話し言葉」ではなく「書き言葉」を使い、「ですます調」と「で・ある調」が混じってはいけないなどのルールが、文章を書く際には存在します。

でも、それが必ずしも正しいのでしょうか?

確かに正しい日本語を使った方が、見た目も美しく、誰が読んでも違和感がないのかもしれません。

紙媒体はもちろん、WEBメディアでもライターである以上「正しい日本語を使うこと」が求められます。

しかし、正しい日本語や文体にこだわってしまった結果、失われてしまう「伝えたいこと」もあるような気がするのです。

文章はデリケートなものなので、少しの表現やニュアンスで受け取り方が変わります。

たとえ内容が同じ意味だとしても、書き言葉にするのか、話し言葉にするのかで、読者が感じる印象は違ってくるでしょう。

媒体やメディア、自社イメージなどにもよりますが、私は正しい日本語や文体よりも、伝わる言葉で書く方が文章は生きてくると思います。

その記事で、一番大事なことは何か?

ブログやビジネス文書、イベントのチラシでもそうですが、正しい文章や日本語にこだわってしまうと、本来伝えたいことが置き去りになってしまうことがあります。

情報としてはまとまっているし、読みやすくもあるのですが、

「これが言いたい」
「これを読者に伝えたい」

という部分が薄れてしまうという感じでしょうか。

これがニュースなどの事実情報を伝える記事であれば、それでいいと思います。

ただ、文章できちんとした表現にこだわってしまうと、書き手の熱量が削がれたり、ありきたりな文章になってしまったりすることもあるので、そのせいで読み物としては、つまらなくなることもありますね。

書き手の感情などの無駄な部分を削ぎ落としてしまったために、逆に読者の興味をそそらなくなってしまうということです。

あなたがその記事でやりたいのは、正しい日本語を書くことでしょうか?

それとも読者に行動してもらったり、感情を揺さぶったりすることでしょうか?

その文章を書く上で一番大事なこと、優先すべきことを見失わないようにしたいですね。

WEBライターは書き言葉が鉄則

今は少しづつ変わってきているようですが、基本的にライターは「書き言葉」で書くのが鉄則です。

「話し言葉」は親和性が高く、馴染みやすいといえますが、一方で文字にしたときに違和感があったり、ダラダラした印象を与えることがあります。

また、適切な「書き言葉」が使えないと、ライターにも出版・メディアにも稚拙な印象を抱きやすくなりますね。

だから私もライターとして仕事をするときは、正しい日本語や表現に気を遣います。

でも、ブログでは「伝えること」を優先させているので、必ずしも正しい日本語を使っているわけではありません。

たとえば、「嬉しいです」「悔しいです」など、形容詞+「です」の表現ですね。

これはメディアによっては、稚拙な印象を与えるという理由からアウトです。

あとは「〜と思います」「〜な気がします」など、書き手の存在を感じさせるような表現もNGです(掲載媒体によりますが)。

今は「伝える文章」みたいな本の影響もあってか、「話し言葉」で書く文章も増えてきた気がしますが、ライターは「書き言葉」での執筆が基本です。

まとめ

文章を書くときには何かしらの目的があると思うので、最終的には「その文章で何を表現したいか」だと思います。

それは正しい情報を伝えることもかもしれないし、読者に行動を起こしてもらうことかもしれない。

ブログであれば「自分の想いを伝えたい」「吐き出したい」という人もいるでしょう。

日本語や文章の正しさにこだわるよりも、「その記事で何を伝えたいか」にフォーカスしてみるのもいいと思いますよ。