人に会わない仕事はある。でも人と関わらない仕事なんてない

在宅ワーク 仕事
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Webライターの松崎です。

人間関係に疲れたときや落ち込んでいるとき、「人に会いたくないな」と思うことってありますよね。私がやっているWebライター(フリーランス)という仕事は、在宅ワークが中心でほとんど人に会うことがありません。

ネットで仕事もらい、ブログやサイトの記事を書く仕事は、自宅にこもって作業するのも普通なのですが、直接人に会わないだけで、チャットやメールでコミュニケーションを取ることは多いです。

そんなことから、今、人に会わない仕事や関わらない仕事を探している方に、ぜひ知っておいてほしいことを書いてみました。

誰だって人に会いたくないときはある

仕事や人間関係で頑張っていると、急に人に会いたくないなという感情に襲われることがあります。無理して人に合わせたり、自分を我慢したりしていると、休日はその反動ですべてをシャットアウトしたくなる、そんな気持ちです。

職場や人間関係のストレスから「人に会いたくない」となったときは、まず、ゆっくりと休んで心をリラックスさせてあげましょう。

寝るのが好きであればぐっすり寝て、映画やネット動画が好きであればとことん見て、時間の許す限り、一人の時間や好きな時間を楽しむことにします。

自分一人の時間に浸るというのであれば、余計な電話やメールが気にならないように、スマホの電源を切るというのも一つの方法ですね。

特に、周りに気を使うことが多い人や自分を犠牲にしてでも頑張ってしまう人は、他の人の倍以上、疲れが溜まるような気がします。

「人に会いたくない」と思うほど、心が疲れてしまったときは、仕事を辞めようかとか転職しようと考えてしまうこともありますが、心が疲れ切っているときの判断ほど、信用できないものはないです。

程度の差はあれ、「人に会いたくない」と思うことは誰にでもあることなので、心も体もボロボロになってしまったときは、まずゆっくり休んで、それから後のことを考えるようにしましょう。

Webライターは、まったく人に会わない仕事

毎日職場に行って、上司や同僚と顔を合わせて仕事をするサラリーマンをしていると、人に会わない仕事はイメージしにくいかもしれません。ですが、世の中には人に会わなくてすむ仕事が結構あります。

・プログラマー

・清掃員

・トラック運転手

・データ入力

・新聞配達

・ユーチューバー、、、などなど

そして、企業や個人のWebサイトに掲載するための記事を書くWebライターもまた、人に会わない仕事です。

パソコン一台あれば、クラウドソーシングなどのサービスから仕事を受注できるので、地方にいながら東京の企業と契約するなど、一度も会ったことのない人(会社)と一緒に働くことも珍しくありません。

取材や面談、オフィス訪問なども無いことが当たり前で、「ぜんぜん人に会わない仕事だな」とつくづく感じます。

ただ、私の場合は、人に会いたくないからWebライターになったわけではなく、本当はその逆でした。

当初、フリーのWebライターになれば、働く時間や環境が選べるので、各地を旅行したり、人との交流を楽しみながら働けると思っていたのですが、仕事が予想以上に大変で、結果まったく外に出れなくなってしまったという感じです。

外に出たいけど出れない問題については、私の働き方にも原因があるのですが、とりあえずWebライターは、まったく人に会わなくてもできる仕事、ということができます。

人に会わないだけで、人と関わらないわけではない

Webライターは、まったく人に会わず、全ての作業を完結することができる仕事です。

ただ、直接人に会わないだけで、人に関わらないというわけではありません。企業や個人と契約したり、誰かから仕事を受注したりしている以上は、必ずその人たちとの繋がりが発生します。

これは、Webライターに限らず、Webデザイナーや漫画家など、ほとんど人に会わないようなあらゆるジャンルの職業にいえることです。

直接、顔と顔を合わせたり、話したりする機会が極端に少ない仕事でも、人との関わりや必要なコミュニケーションがすべて無くなるというわけではありません。

誰かのために仕事している以上、人との関わりは切り離せない

人に会わない仕事の中には、投資やトレーダーなど本当に誰とも会うことなく、人に関わることもない仕事があるのも事実です。

そういった仕事が向いているという方であれば、その方向に進むべきだと思いますが、仕事の多くは「誰かのために」という部分で成り立っています。

会社員であれば、会社のために働くことで給料をもらっているわけですし、Webライターなら契約した企業や個人のために働いているわけです。

そういうと「いや会社じゃない、自分のためだ」「お客さんのためだ」という声が聞こえてきそうですが、「自分のため」も「お客さんのため」も、まず自分を雇ってくれる会社や仕事の依頼がないことには始まりません。

ブロガーやユーチューバーだって同じです。

人との関わりを無視して、自分の好き勝手にやっているように見えますが、ファンを増やす活動やコメントへの返信など、人間関係をつくることで仕事として成立しています。

そう考えると、ほとんどの仕事は「誰かのために」で成り立っているので、どうしても人との関係を切り離すことはできないのです。

チャットやメールだけのコミュニケーションは案外難しい

Webやクラウドソーシングを利用した仕事は、直接人に会ってやり取りをする機会が少ないぶん、チャットやメールでのコミュニケーションが中心となります。

仕事先によっては、電話やSkypeなどで話すこともありますが、基本は文章でのやり取りです。

たとえば、こんな経験をしたことはありませんか?

メールやLINEを絵文字なしで打ったとき、「なんかきつい感じがする」「ニュアンスがちょっと違う」と感じたこと。おそらく、ほとんどの方が経験したことがあるのでないでしょうか。

このことからも分かるように、チャットやメールでのコミュニケーションは案外難しいのです。

直接人に会えば、表情や声のトーンなど、言葉以外の部分からも気持ちは伝わります。

ですが、在宅ワークなどでは人に会わないことがほとんどなので、文章だけで必要な内容も想いも伝えなければならないのです。

もし今、「コミュニケーションが苦手だから」という理由で、在宅仕事に転職をしようとしているのであれば、文章で気持ちを伝えられるようになっておくと今後ラクかもしれません。

まとめ

以前までの人に会わない仕事といえば、工場勤務や警備員などといった感じでしたが、今はクラウドソーシングもあるので、Webを使えば完全在宅で働くことも可能です。

中には、まったく人に会わない仕事もありますが、多くは直接人に会わないだけで、コミュニケーションを取らなくていい、人間関係を築かなくていいということではありません。

その仕事が「誰かの役に立つもの」である以上は、人との関わりがどうしても生まれてしまうのです。