言わないだけ。みんなテストライティングに落ちている

言わないだけ。みんなテストライティングに落ちている

クラウドワークスやランサーズなどで契約前に行うテストライティング。無事に採用となれば嬉しいですが、残念ながら不合格となることもあります。

私はライター歴1年くらいなのですが、先日テストライティングに落ちました。定期的に執筆させてもらっているクライアントさんもいるし、多いときにはクラウドワークスで月20万以上稼ぐこともあります。それでも、落ちるんです。

不合格の報告を受けたクライアントさんとは、事前のメッセージのやり取りも良好で、先に添付したURL記事にも満足してもらえた様子でした。

その前フリが効いているので、「今回は残念ながら……」と、契約見送りのメールを受けたときはかなりのダメージを受けたものです。

そこで今回は、私がテストライティングについて普段感じていることをご紹介します。

 

言わないだけで、ほとんどみんな落ちている

ツイッターなどを見ると「テストライティングに落ちました」というツイートは、「合格しました」というコメントより圧倒的に少ないです。

「チャレンジします」「採用されました!」といったポジティブな発言は多いですが、自分が不合格になった情報をツイートする人はあまりいません。

程度の差はあれ、誰しも、かっこいい・かわいいと思われたいものなので、「テストライティングに落ちた」というコメントがほとんどないのも分かるものです。

正直私も「落ちた」ということはなかったことにして、合格した記事や上手くいった出来事だけを載せた方が、かっこいい自分でいられると思います。

ですが、ネットやSNSで不合格になったコメント見ないからといって、みんながみんな毎回テストライティングに合格しているわけではないですよね。

チャレンジする回数が多い人ほど失敗する回数も増えるので、不合格になる可能性も上がるもの。駆け出しのWebライターや初心者であれば当たり前のことです。

ただ、そんな事実を公表してくれる人は、ごくごく少数。

私も、テストライティングを受けたことは報告しても、結果が不合格になっときはかっこ悪いので、「黙っていよう」と思うときがあります。

テストライティングに落ちると、自分のライティング技術に自信がなくなることもありますが、みんな言わないだけで、あちこちで同じような経験をしているのです。

失礼なテストライティングも多い

「この度はスカウトのメッセージを送らせていただきました」といっておきながら、当たり前のようにテストライティングをするクライアントさんがいます。

テストライティングは「この人、どのくらい書けるのかな?」という実力判断の材料なので、納得のいく契約をするために必要なものです。

ただ、スカウトしておきながらテスト単価が通常の執筆単価より低かったり、無料であったりするのはおかしいといえます。

特に「テスト記事=無料」というのは、執筆の労力を依頼側が分かっていないことがあるので、もしテストライティングに落ちたのであれば、逆に好都合だったとも考えられます。

また、ランサーズなどのスカウトの中には、実績URLを見せれば即執筆という依頼もあるので、テストライティングだけがすべての始まりではないわけです(私も過去にテスト記事なしの依頼を受けたことがあります)。

テスト記事はライター側にとってもお試し

テストライティングは、依頼主がライターを試すものという印象が強いですが、実は自分がクライアントを試す機会でもあります。

記事を執筆してみて、思ったより作業量が多く単価と釣り合っていない、クライアントの対応が悪い、など、どうしても納得がいかない点があるのであれば、合格してもお断りするという選択肢があるものです。

私も過去にテストライティングで合格したにもかかわらず、単価やコミュニケーションなどで納得いかず、辞退したことがあります。

依頼主が事前にライターの実力を見たいのと同じように、ライター側もクライアントの信用性や対応力などを見たいので、テストライティングは自分にとっても「お試し期間」として印象でちょうどいいかもしれません。

クライアントとの相性もある

これまでいくつか執筆のお仕事させていただき思ったのが、クライアントさんとは相性があるということ。

メディアによって求める文章力も違いますし、体言止めの有無や他のメディアでOKとされる表現が、そのメディアとは合わないこともあります。

テストライティングに落ちたとき、「今、継続しているクライアントさんは私の何がいいのだろう」と思うことがたびたびありますが、採用してくれたということは自分に何か価値を感じてくれたわけです。

捨てる神あれば拾う神ありの精神で、コツコツ記事を書いて腕を磨いていれば、また自分を評価してくれるクライアントさんが出てくると信じています。

気持ちが落ち着いたら、自分の書いた記事を見直してみる

テストライティングで不合格になっても、なぜ落ちたのかハッキリ分からないのでモヤモヤしますよね。

基本的には、記事の質がクライアントの求めていたレベルに達していないから落ちたといえます。

たとえば、

・〜です、〜です、など同じ語尾が連続している
・「思います」などの主観が混じっている
・テーマとズレている
・メディアの文体(です・ます調など)や構成に合っていない
・コピペ判定率が高い、、、などなど

気持ちが落ち着いてきたら、一度、自分の書いた記事を見直してみると、次に合格するヒントがあるかもしれません。

詳しいテストライティングで落ちる原因や対策については、平均月収70万円のフリーライター「とっとこランサー」さんがブログで丁寧に解説しているので、ぜひそちらをご覧ください >>> テストライティングで落ちる原因と具体的な3つの対策

私もテストライティングに落ちた原因が分からなくて悩んでいたとき、とっとこさんのこの記事に随分助けられました。とても参考になる記事です。

そして、自分なりにできる限りの反省をしたら、これはこれとして一つの結果として受け止めてサラッと流すというのも大事なことといえます。

まとめ

テストライティングは、受かりたいと思う気持ちが強ければ強いほど、また、期待が高ければ高いほど、落ちたときは大きくへこみます。しかも、落ちた理由がハッキリ分からないのが痛いです。

単純に記事の質が低かったといえばそれまでですが、同じ文章でも高く評価してくれるクライアントさんもいるので相性もあります。

他の人も公表していないだけで、自分と同じツラい経験をしていると思えば、またテストライティングを受けようかなという気がしてくるものです。