ちゃんとした文章を書くことに、もう飽きた。

ちゃんとした文章を書くことに、もう飽きた ライティング・文章
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Webライターは情報をわかりやすく、正しく伝えないといけない職業です。

新聞記者とかもそうですが、基本的には正しい日本語を使って文章を書かないといけません。

でも、3年ほどWebライターをしていて、もうそろそろちゃんとした文章を書くことに飽きてきました。

それが求められているのであれば、まぁ仕方ないかなという気持ちもありますが、こと自分の気持ちや思いを伝えようとするときには、その正しさが足枷になるときもあるんですね。

雑誌などを見ているとわかりますが、正しい日本語ではなかったり、話し言葉であったりするかもしれないけれど、そういった表現の方が読者の心に刺さることもあります。

私がブログを書くのもそんな理由からです。

ブログは自由です。

誰かからお金をもらっているわけでもないので、好きな表現で自由に文章が書けます。

読者のことを考えると読みやすさは大事ですが、必ずしも正しい日本語や文法に捉われることもありません。

そんな風がいい。

ライターとして文章を書いていると、息が詰まることがあります。

ライターの場合、依頼主からお金を受け取っているので、作成する文章はクライアントの要望に沿ったものを作らないといけません。

文章構成や表現などの裁量がライター側に99%任されるケースもありますが、それでも好き勝手に書いていいというわけではないでしょう。

おそらく、相手の要望通りにきっちりした文章を書くのが好きな人であれば、Webライターは向いているのだと思います。

ただ、私のように自己表現がしたい欲求が強い人にとっては、ちょっと苦しさもあるのではないかと思いますね。

私としては「絶対こういう表現の方がいい!」と思ったとしても、依頼主や編集部が「違うなぁ……」と思えば、修正されてしまうんですから。

もちろんそれで文章が良くなるときも多くあります。

でも、「自分の文章からは大きくかけ離れてしまった」と思うことも少なくありません。

だから、Webライターとして、ある程度の文章基礎力が身についた今は、もっと自由に文章が書きたいなと思っています(お金になるかは別だけど)。