人を惹きつけるオリラジ中田の話し方
オリラジのあっちゃんこと中田敦彦さんですが、話し方が上手いですよね。
オリラジ中田さんといえば『しくじり先生 俺みたいになるな!』の印象が強いです。参照>>>しくじり先生 俺みたいになるな!(テレビ朝日公式サイト)
中田先生として教壇に立って授業するときの熱弁ぶりや、周囲を巻き込んでいく話し方はまさに圧巻です。
どうしてオリラジ中田さんの話はこんなにも面白く、人を惹きつけるのでしょうか?
その答えは、オリラジ中田さんの「情熱」にあります。
今回はその理由についてお伝えします。
しくじり先生 オリラジ中田の話が面白い理由
実際にしくじり先生で、オリラジ中田さんが授業したテーマはこんな感じでした(以下抜粋)
アインシュタインの相対性理論
ピタゴラスの定理
マルクス資本論、などなど。
なんだか難しそうテーマです。
しくじり先生の生徒たちも、最初はそういうリアクションをしていました。
ですが、オリラジ中田さんは生徒たちが「なんか難しそうだな」と感じるこれらのテーマをどんどん興味が出るようなものに変えていきました。毎回 、中田さんが劇的な話し方をするので視聴者は惹きつけられるのです。
オリラジ中田さんの話が人を惹きつける最大の理由。それは、オリラジ中田さんの情熱にあります。
「これは絶対におもしろいんだ!」
「おれが絶対にわかりやすくする!!」
「だから聞いてくれ!!!」
中田さんは毎回、熱すぎるぐらいの情熱と勢いで生徒たちに語ります。
それが話を面白くしているのです。
情熱が話を面白くする
「この人面白いな」と思うのは、必ずしも話す内容が面白いときだけではありません。
たしかに、ネタが面白いことは一つの要素ですが、同じ話を別の人がしても、全然面白くないことがあります。
その理由の一つに、情熱があるわけです。
「どうしてもこの話がしたい」
「伝えたい」
「話したくてしょうがない」
それが伝わってくる人の話は、聴いていて面白いなと感じます。
情熱的にとても楽しそうに話すので、たとえ知らない内容でも「この話は面白いのかもしれない」という目で見てしまいます。
自分が楽しむ
話をするとき、自分が「これは絶対に話したい!」ということを楽しそうに話していると、周りも「もしかして面白い話なのかな?」と感じることがあります。
話の期待値が上がるというか、ワクワクしてしまうんですね。
話すネタの面白さも当然ありますが、自分が楽しそうに話すことも大事です。
要は、面白そうな空気をつくることですね。
島田紳助が語る「笑いはリズム」
2011年に芸能界を引退しましたが、かつて芸人・司会者として全国的人気だった島田紳助さん。
持ち前の高い分析力で、独自のお笑い論を構築していた紳助さんが曰く、人はリズムで笑います。
話の内容よりもリズム。つまり「音感」で笑ってしまうわけです。参照 >>> 島田紳助に学ぶ、面白い話し方と伝え方4つのコツ
もちろん島田紳助さんやオリラジ中田さんは笑いのプロですから、そこにはプロのテクニックもあります。
でも本当にそれだけでしょうか?
私も経験がありますが、友達と話していて、相手が全然大したことを言っていないのに話の勢いと雰囲気で笑ってしまったことってありませんか?
話のネタがどうこうよりも、リズムで笑ってしまうこと。事実そういうこともあるわけです。
話し手のテンションが上がって、聴いている側としても心地いいリズムと感じるから面白い。
情熱的に話すと面白くなるのはこんな理由からではないでしょうか。
情熱が、笑いの伏線をつくることもあるのです。
まとめ
面白いと一口に言っても、そこにはいろんな面白さの種類があります。
知的に人を笑わせる芸もあれば、バカなことをして笑わせる芸もあります。それと同じで一生懸命な姿や情熱が面白い要素になることもあります。
ルックスや頭の良さが人を惹きつけるのと同じように、情熱は人を惹きつけます。
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