夢を諦めることも才能「芸人交換日記」に学ぶ生き方

「芸人交換日記」がエモい。夢を諦めることも才能。 お笑い
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こんにちは。松崎です。

芸人さんの思考や生き方が気になって「芸人交換日記」という本を買いました。
この本は以前、キングコング西野さんが著者の鈴木おさむさんを批判したとして騒がれた本です。

 

芸人交換日記ってどんな本?

本の主人公はイエローハーツという無名の芸人コンビです。物語は交換日記形式で進み、30歳を迎えたこの無名のコンビが交換日記を通じて、初めてお互いの本音をぶつけ合います。

 

その本に書かれていた言葉が、心にグサっと刺さりました。

 

夢を追いかける幸せ

以下は「芸人交換日記」で語られていたセリフの一部ですが、とてもグッとくる所がありました。

 

好きなことをやれてる今が、どれだけ幸せか分かってるのか

 

 『世の中の人のほとんどが好きでやってる仕事じゃない』

 

今、自分の夢を追いかけている人は幸せです。

なぜなら、世の中にはその夢に挑戦できない人が大勢いるからです。
「それは本人の努力が足りない」とかそういう話ではありません。

 

自分の夢以上に、大切にしたいものに出会った人たちです。

 

本気で自分の夢を追いかけて、ずっと追いかけ続けてきたけれど泣く泣く夢を諦めた人たちです。その大切なものは、家族かもしれないし、友人かもしれない。それは本人にしか分からない。けれどその為に「夢を諦めた人」です。

この本ではその夢を諦めることを「才能」と言っています。

 

私には夢を諦める才能がない

夢を諦めることも才能。これを聞いた(読んだ)とき、とても悔しいようなもどかしい気持ちになりました。

自分の好きなことを諦めることは、ものすごく辛いことです。今の私にはそれが出来ません。自分の夢を諦めてまでも大切にしたいと思うものに出会っていないからです。夢を諦めることなど考えられないし、考えたくもないです。

 

だからこそ、今自分の好きなことが出来ている人は幸せなんです。

 

芸人時代、金も無くて売れたくて必死だったけど、あの時がどれだけ幸せだったか気付いたよ。

だってさ、芸人って好きでやってんだもんな。売れたくて好きでやってんだもん。

俺、自分より後輩のやつが売れて、偉そうにされて辛い・・・・とかこの日記に書いてたけど、「好きなことをやれてる今がどれだけ幸せか分かってるのか!?」って、あの時の自分に説教してやりたいよ。

-本文より

 

夢を諦めた人。

夢を諦める才能を持っている人はすごいです。