仕事は「自分のため」だけにやっていると、頑張れなくなる瞬間がいずれやってきます。
生活のためにお金を稼いだり、スキルアップしたりなどそれ自体はいいのですが、望む結果が得られないと辞めたくなることもあるでしょう。
・全然、目標が叶わない
・この仕事を何のために続けているか、わからなくなった
・モチベーションが維持できない
この記事では、「誰かのために」仕事をする大切さをご紹介しています。
「自分のため」だけにやっている仕事に「誰かのため」が加わると、高いモチベーションで頑張ることができますよ。
仕事は「自分のために」だけでは頑張れない
「お金を稼ぎたい」「スキルを磨きたい」「生活のため」など、どんな理由で仕事をするにせよし、「自分のため」だけにやっている仕事はあまり長く続きしないような気がします。
最初のうちはモチベーションも高いので頑張れるのですが、なかなか結果が出なかったり、上手くいかなかったりすると諦めたくなるわけです。
私は今、Webライター(フリーランス)として仕事していますが、ある時期、お金を稼ぐことだけを目的に働いていたことがあります。
しかし、状況が悪くなって思うように稼げなくなると、「一体、何のためにこの仕事をやっているのか」と、いっときWebライター続ける理由を見失いました。
自分のために仕事をすることは悪いことではありませんが、それだけではいずれ頑張れないときがくると思っています。
いつも頭の片隅には「誰かのために」があった
私の仕事におけるミッションは、「誰かにとって価値あるものを提供すること」です。
今書いているこの記事もそうです。
「ブログをもっと盛り上げたい」と思う反面、あなたがこの記事を読むことで「悩みが解決したり、救われたりするといいな」と思っています。
振り返ると市役所職員や保険営業時代にも、頭の片隅に「誰かのため」という想いがありました。
市役所で青少年教育の仕事をしている頃は、「少しでもこの子たちに成長してほしい」と願ったものです。
保険営業をやっていた頃は「それぞれの生活に合った保険プランを提案したい」「何かあったら自分が助ける」と思っていました。
「自分のため」と「誰かのため」が重なると、とことん頑張れる
自分のためだけに頑張っている仕事は、挫折や失敗を味わうとそこで辞めたくなります。
満足のいく結果が得られない以上、自分が辛くなってまで続ける理由がないからです。
別の言い方をするなら「続ける意味がわからなくなる」とも言えますね。
しかし「自分のため」だけでなく、そこに「誰かのため」が加わるとモチベーションが変わります。
たとえば、家族や恋人がいる人なら「大切な人のために仕事を頑張る」ということがあるでしょう。
・誕生日に素敵なプレゼント贈りたい
・家族全員で海外旅行がしたい
など、自分以外の存在を意識することで、よりエネルギッシュに行動できることがあります。
これがただ「お金を稼いで、裕福になりたい」といった、自分にしかフォーカスしていない目標だと、いずれ乗り切れないときがくるはずです。
私は、Webライターという仕事を「自分のために」も頑張っていますが、同時に「記事を読む方の問題を解決したい」「勇気づけたい」など「誰かのために」の部分も目標として重なっています。
自然体験指導者の仕事も同じです。
「自然やアウトドアに関わりたい」は「自分のため」ですが、「喜んでほしい」「楽しい時間を創りたい」は「誰かのために」の部分です。
仕事だけでなく、趣味なども「誰かにために」の領域までいくと、辛いときも頑張ろうと思える力が湧いてきます。
まとめ
仕事を「自分のため」だけに頑張っていると、挫折や失敗を味わったときに諦めたくなります。
自分を喜ばす以上のことがそこにないので、自分が辛い状況になってまで続ける意味がないからです。
でも、自分以外の他人を思う「誰かのために」という気持ちが仕事にあると、頑張る気持ちも湧いてきます。
「自分のために」と「誰かのために」。この2つが重なるように仕事をすると自分も幸せですし、仕事の評価も上がって多くの人から喜ばれますよ。