自分の心にブレーキをかけてしまう6つの原因

自分の心にブレーキをかけてしまう原因 人生哲学
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やってみたいことはあるんだけど、一歩が踏み出せずブレーキをかけてしまう。

そんなことってありませんか?

新しいことに挑戦するというのは、なかなか勇気がいるものです。

私は過去に2度転職をしましたが、一番初めの転職は特に不安も強かったため辞めるかどうか迷いました。

また、自分にブレーキをかけてしまうことというのは、転職や退職といった仕事面だけでなく、習い事や趣味といった面でも多々あるものです。

ただ、どちらにせよ行動にストップがかかってしまうときは、自分にブレーキをかけている原因に気づく必要があります。

そこで今回は、自分にブレーキをかけてしまう6つの原因についてご紹介します。

人によっては原因が複数ある人もいると思いますが、一つ一つ原因を紐解いていくと、心の中がスッキリして問題が解決しやすくなるものです。

自分の心にブレーキをかけてしまう6つの原因

【 原因1】年齢

自分の年齢を理由に、やりたいことを諦めてしまうことがあります。「今年で30歳だから」「もういい歳だから」といったような感じです。たしかに世の中、小さい頃から初めないと成果が出にくいことがあるのも事実ですし、プロ棋士の奨励会のように年齢によって諦めざるをえない職業や状況なども存在します。

ですが、趣味と仕事の両方合わせて、「絶対にやってはいけない」ということの方が珍しいです(犯罪はだめですが)。自分が年齢的にダメだと思っているだけで、同じ年齢で新しいことにチャレンジした人はいないでしょうか?

30代になってから「アイドルになる」ということだって一見無茶苦茶に思えますが、本当に出来ないことでしょうか? 年齢が問題なら非公開にすればいいし、10代のような若さはないけれどセルフプロデュース次第でいくらでも道は拓けるものです。

まだネットが普及していなかった時代なら自己アピールも難しかったかもしれませんが、今はYouTubeなどの配信動画もありますし、ブログをつくって世界中にPRすることもできます。

他にバンドや歌手活動、サークル、スポーツ、執筆などたいていのことは自由にできるはずです。

転職も同じ。世間の目を気にして、自分が年齢的にダメだと思っているだけで、やってみたら案外上手くいったというケースはよくあります。年齢を理由にチャレンジできないことというのは、意外と少ないのかもしれませんね。

【 原因2】過去の自分に対するイメージ

自分の心にブレーキをかけてしまう原因の一つに、過去のできなかったイメージが邪魔をするということがあります。以前にも同じようなことにチャレンジした経験はあるけれど、上手くいかずに諦めた、挫折してしまったという過去の出来事からブレーキをかけてしまうケースです。

一度、自分のやりたいことや挑戦したいことに対して経験しているだけに、リアルに光景がフラッシュバックされるので、より不安感は強くなると思います。

私も一度フリーランスで上手くいかず、保険の仕事に就き、改めてフリーランスになるときに考えました。「本当に大丈夫なのだろうか」と。

でも、過去のイメージというのはあくまで過去のものであって、今の自分とはあまり関係ないんですよね。1年前、5年前にできなかったからといって、今もできないとは限らないわけです。

少なくとも昔の自分よりも知識や経験も増えて、積み重ねてきたものがあるのであれば、きっと成長しているはず。チャレンジしたからといって、絶対に成功するとはいえませんが、過去の自分と現在の自分とは全くの別人と考えるべきです。

【 原因3】お金・貯金額

お金が無いという理由で、やりたいことがあるのに出来ないということは少なくないものです。

私も前職の仕事を辞めてフリーランスになろうと思ったとき、貯金がほとんど無く不安でした。クライアントもゼロで、やる気だけはあるという本当に無茶苦茶な状況からスタートしたわけです。現在も金銭的に豊かとはいえませんが、それでもなんとか暮らせています。

私自身、過去にお金が無くてやらなかったことを思い出すと、確かにそのときは大金に感じたけれど、今となってはたいした金額ではなかったと思えることが少なくありません。

特に今フリーランスになって思うのは、人間本当にお金に困ったらなんとかしようと考えるんだなということです。食費の節約、スマホ料金など無駄な出費の見直し、バイトをする、などなど。

ちゃんと現実と向き合う覚悟が出来ているのであれば、たとえ借金をしても返せますし、何とかやっていけるものです。

【 原因4】結婚・家庭

私は独身なので割と自由に動きやすいですが、結婚していたり、家族がいたりするとそうもいかないとよく聞きます。ただ、実際にはその人の考え方やパートナーシップによるのかなというところが私の意見です。

私は26歳の時にアウトドア専門学校に入学しましたが、過去には30代で所帯持ちの人も入学していました(その方には実際に何度もお会いしています)。

その場合は、貯金や奥さんの収入面も重要になってくるといえますが、結婚や家庭を理由にブレーキをかける必要はないということです。

一番いいのは、一緒に夢を応援してくれるパートナーを見つけるということなんでしょうね。

【 原因5】「できないかもしれない」という不安

過去の自分の経験やイメージから「できないかもしれない」と思ってしまうことは、心にブレーキをかける最大の原因といえるかもしれません。特に自分が一度失敗したことに、もう一度チャレンジしようとするときには、昔の記憶が蘇ってきて気弱になってしまうものです。

そして悲しいことに、私たちの世界ではどんなに努力をしても報われないこともあります。ギターが上手くなりたいと思ったとき、毎週土曜ギターレッスンに通い続けていれば、コードチェンジやストロークなど格段に最初より上達するはずです。

ただ、自分の目標が「プロのミュージシャンになる」であったときは、ギターが上達したからといって、必ずプロになれるとは限りません。

私も一時は、アウトドア教育の仕事一本で食べていこうとしましたが、自分のやりたいことや世間のニーズを考えた末、Webライターへと方向転換することにしました。最初の理想通りにいかなかったとしても、別の道が見えてきたわけです。

「できないかもしれない」というのは、いわば妄想の世界です。人は成長する生き物ですし、私はやらなかったことを後悔するよりも、やってダメだったときの方がまだスッキリすると思っています。

本心ではやってみたいと思っているのに、心の中の「できないかもしれない」という不安な気持ちに負けるのが、なんか悔しいわけです。

それに世の中、資格試験の受験や仮想通貨のように、やるかどうかを自分で決められることもありますが、できるかどうか分からないビミョーな話がやってくることも多いものです。

【 原因6】必要性・本気度が低い

自分にブレーキをかけている原因とは少し違うのですが、そもそも本気度が低かったり、必要性を感じていなかったりした場合もなかなか行動に移せないものです。

口では「やりたい!」「やってみたい!」と言っているけれど、実はそんなにやりたいと思っていないのでモチベーションが低めになります。

本心ではあまりやりたくないと思っているのであれば、無理してやる必要もないのではないでしょうか? 他に楽しいことを見つけた方が、時間も有意義に使えそうです。

まとめ

自分の心にブレーキをかけてしまう原因は、1つだけのこともあれば、いくつもの原因が重なっていることもあります。

心のブレーキを外すために、まず自分が不安に感じている原因を知ることが肝心です。何に恐れを感じて、何を心配に思っているのか。そこに解決のヒントがある気がしています。