自分の体験談でも他人から聞いた話でも、話すときは「自分の言葉で話す」ということが大事です。
なぜか?と言うと、その人に合った雰囲気(言葉遣い)というものがあるからです。
藤森流 ピース又吉さん
もうだいぶ前ですが、アメトーーク!で「最初、すごく暗かったけど段々明るくなってきた芸人」という回がありました。そこで、オリエンタルラジオの藤森さんがピース又吉さんに、藤森流のVTR振りをレクチャーしていました。
スタッフ「(ではVTR振りお願いします)」
藤森「オッケーで〜す!『ブイブイブイティーア〜〜ル、、、イっちゃいま SHOW TIME!!!!』」
又吉「、、、、、、、」
これに手の動きも加わって、かなりの無茶ぶりでした。でも又吉さんはちゃんとやっていましたね。さすがです。
何が言いたいのかというと、自分の言葉で話した方がと見ている方もしっくりくる、ということです。
なぜなら話し方には、その人が醸し出すオーラや雰囲気が出るからです。
変な感じになる
ただ「笑い」という点だと、先の又吉さんの例のように、意外な人が意外なことをやることで「笑い」が生まれることもあります。正直かなりおもしろかったですし。
ですが基本的には、普段、物静かで丁寧に話す人が、いきなり
「イェー!マジないしょ!!」
と、話し出したら、とても違和感がありますよね。
テンションが高い人には高い人の話し方がありますし、低い人には低い人の話し方があります。
それは個性です。
言葉はあなたの一部にすぎない
エピソードが同じでも別の人が話せば、言葉のチョイスも違うし、言い回しも違います。
ゆっくり話す人もいれば、速口で話す人がいるのと同じです。
それによって当然、会話の「間」も変わります。
会話では、そういう総合的な雰囲気が相手に伝わります。
「言葉」だけが単独で、相手に届くわけではありません。
ですから、自分がいつも使っている言葉で話す方が、聴いている方もしっくりきます。
普段、丁寧な言葉で話す人は、丁寧な口調で話した方がしっくりきます。
熱く語る人はやはり熱く語る方がしっくりきます。
自分らしい自分の言葉で話す方が、相手に伝わります。
まとめ
人間関係でうまく付き合うことも大事です。
けれど、自分を犠牲にした付き合いはしんどくなります。
自分らしくいることって大事ですよね。
自分らしくいることは、ワガママでも何でもないですよ。
ただ無理をしない、というだけです。
もちろん時には、自分が直さないといけない部分もありますが、
その時は、一体自分の何が周りとズレているのか
じっくり考えればいいんです。