フリーランスになってから約2年間、私は仕事でも私生活でもほとんど誰とも会っていませんでした。
一人暮らしであるうえ、仕事も自宅で完結するので、丸一日誰とも話していないなんてこともよくあります。
そう言うと、「そんな生活していたら、精神的におかしくなりそう」と思う人もいますよね?
そこで今回は、長い間ほとんど誰とも会わず、話さないとどうなるのかについてご紹介します。
2年間ほとんど誰とも会わず、話さなくても意外と平気だった
「フリーで働きたい」と思って、自宅で作業できるWebライターという仕事を選んでから、私はほとんど人に会っていません。
仕事のためメールやネットでのやり取りはありますが、一人暮らしということもあり、直接人と会ったり、会話したりする機会はほぼ皆無という状況です。
いつからか友達と遊ぶということもなく、仕事中心の人生を選んでしまったということも原因の一つかもしれません。
そんな生活をおよそ2年間続けてきましたが、「意外と大丈夫だな」というのが感想です。
もともと会社員時代から休日は家にいるのが好きで、「このまま1ヶ月くらい誰とも会わずに過ごせたらいいのに…。でも、やっぱり人に会いたくなるのかな?」とか思っていましたが、長い間一人でいても平気でした。
一時は野外教育(アウトドア)を本気で仕事にするつもりでいたにもかかわらず、「私はここまで引きこもり体質だったのか」と気づかされたわけです。
無性に外に出たくなるときがある
家にいるのは好きですが、仕事のストレスか室内にいた反動なのかで、無性に外に出たくなるときがあります。
たとえば、風邪で寝込んだ後、元気になってくると「起きたいな」と思うようなもので、不思議と体がバランスを取りたがるのです。
特に「買いたいものがある」とか「どこに行きたい」というわけでもありませんが、無性に家から出たくなります。
だいたいそんなときは、ドライブしたり、公園に行ったりして気分転換していた感じですね。
そもそもWebライターになったのは、いろいろな人に会いたかったから
そもそも私がWebライターという仕事を選んだのは、もっと自由に移動できるようになって、たくさんの人たちと出会いたかったからです。
「時間や場所に捉われることなく仕事ができれば、今よりもっと自由に、活動の幅を広げることができるはず」と思ったのですが、日々パソコンと向き合っているため、だいたいひきこもっています。
仕事柄ともいえますが、当然、仕事が忙しいと自宅にこもる時間も増え、さらに外出が難しくなるわけです。
ただWebライターは会社員とは違い、会社に出勤する必要がありません。
仕事はリモートで完了するため、田舎や地方への引っ越しも自由にできます。
そして、仕事の時間も自由です。
働く場所が自由なので私は地方に住んでいますが、それでも取材や打ち合わせなど仕事の効率を考えると、「やっぱり都心の方が仕事しやすいよな」と感じることがあります。
最初Webライターは、PC一台あればどこへでも行けるイメージでしたが、実際は自宅にこもることが多く、描いていたイメージとは随分違いましたね。
誰とも会わず、一人で自宅にいられることも才能
私は2年間、一人で自宅にこもっていても平気なタイプでしたが、中にはそれができない人や苦痛に感じる人もいますよね?
そう考えると自宅で長時間、一人でいられることも才能なのではないかと思います。
「そんな才能あってもしょうがない」と思うかどうかは、使い方次第でしょう。
Webライターもそうですが、動画編集やプログラミングなども、一人でコツコツ作業ができる人に向いている仕事ですね。
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自分にとっては普通のことや当たり前のことでも、誰かにとってはできないことや、やりたくないことだったりします。
自分の中の“普通”という感覚は、他人にとって必ずしも当たり前ではないんですね。
まとめ
私は2年間ほとんど家にいて、人に会わない生活を続けても平気なタイプでした。
しかし、完全に人付き合いが断たれていたら、かなり苦しいことになっていたんじゃないかとは思います。
他人とネットやメールのやり取りもない状況では、自分の存在意義や生きる意味みたいなものを見失いそうだからです。
だから、会社勤めが平気な人はそういう生き方をすればいいし、一人でいたい人や自宅にこもっても平気な人は、それに合った働き方をすればいいと思います。
何かしら自分に合った仕事があるはずです。